兄弟同士の平等について考え始めたら、止まらなくなってしまった話。。
こんにちは。
今日は、兄弟同士の「平等」について書いてみたいと思います。
うちには、4人の子供たちがいます。上2人は年子なのですが、長男に何かしてあげたときには、必ず次男にもおなじことをしていた時期がありました。年も1歳しか違わないし、(厳密には1歳5か月ですが)次男は何をやっても素早く、のんびりやの長男とおなじことができてしまうので双子に接するようにしていたんですね。
小さいうちはそれでよかったのかもしれませんが、だんだん、大きくなってきて長男が嫌がるようになってきたのです。
「僕の方が年上なのに、なんであいつもーーーができるんだ。僕があいつの年にはやらせてもらえなかったぞ。。」と。。
はっとおもいました。
「次男」を中心に「平等」と考えていたことが、「長男」を中心にすると、「不平等」だったからです。
長男は1歳5か月違うだけで、「お兄ちゃん」ということで「お兄ちゃん」との責任を果たし、「年上なんだから我慢しろ」とかいわれて、次男は「小さいからまだしょうがないよね」といわれていたのに、別の場面では、「兄弟平等」だから。。なんて言われたら頭にも来ますよね。。
もっと例を挙げていくと、一番下の娘は長男と7歳次男とは6歳年が離れていますが、長男とおなじ時間まで起きていたい、と言うときがあります。
「あ なたは小さいからもう寝なさい」というと、「IT’SNOT FAIR!(平等じゃない―」と怒るんですね。息子たちは「お前はまだ小さいんだからあたり まえだ。僕たちがお前の年と時にはこの時間まで起きていることなんてできなかったんだぞ。お前が起きていたら、こっちこそ、「IT’S NOT FAIR」だぜ」
と、末娘に言います。
昨 日は思春期になって最近あまり言うことを聞かない次男が主人に向かって生意気な口をきいたので、「お父さんに向かってそんな口の利き方をするんじゃない よ」といったら、「お父さんが僕にひどい言い方をしたから同じことを言っただけだ、平等だ。CHILDREN”S RIGHT子どもの権利」とかいってき たので、
「親と子の間に平等はないよ、義務を放棄して権利だけ主張するな。お父さんをリスペクトできない人にこの家にいる権利はないよ、さようなら。」といいました。(爆)
そう、、、最近学校でも、「CHILDREN’S RIGHT子どもの権利」とか習うようなので、学校の先生も親も大変です。
「CHILDREN”S RIGHT」のパンフレットをもらってきたときは、
「親の権利はなに?PARENTS RIGHTもあるよ」といいましたよ。
まったく、権利ばかり主張することを覚えて、口ばっかり達者になってくるので親としては、ぷりぷりします。
でも、「わたしはもっと口が達者でお母さん大変だったな。。」と思って、「因果応報、因果応報、因果応報」と念仏のように唱えちゃったりしますが(爆)、私の時代は、親にひどいことを言ったら、「げんこつ」がとんできましたからねえ。。
平等とは、、
「かたよりや差別がないこと」とかいてありますが、、
偏りや、差別がないことだなんて、、だれでもわかりますよねええーー(爆)
わたしは、平等とは、すべてのものが平等であるということは、お互いの価値観を認めるということだと思うのです。
人はそれぞれみんな違います。もともと、まるっきり同じ人、同じ植物、同じ動物、同じ場所なんてないのです。だからこそ、すべてのものが平等だといえると思うのです。ということは、他の人との価値感の違いや考えを認めていないと、「不平等」と感じることになります。「平等」、「不平等」に振り回されないで気持ちよく生きていくには、自分という人間の役割、軸をしっかりもてるようになるしかないのですね。
どんどん話が広がってしまいましたが、子供たちには家の中で社会勉強をして、(兄弟同士)たくましく育ってもらいたいものです。
追記。。これを書いた後に、よいサイトを見つけました。↓