大和言葉 1.かわひらこ
こんにちは。
「かわひらこ」、、ってなんだかしっていますか?
蝶のことだそうです・・「川をひらひら飛んでいる」からだそうですよ。
平安末期の辞書(平安末期に辞書が、もうあったのにも驚きですが)には載っているのだけど、なぜか、「和歌」には使われていないのが、古代日本語をめぐる謎だそうです。(「日本の大和言葉を美しく話す」高橋こうじ著)に載っていました。
なぜなのだろうか??
「蝶を、蛾と同じだと思って、あまり作りたい気持ちがわかなかった??」
と思ってみたのですが、
「蛾」は、大和言葉で「ひいる」と呼ばれていたそうですので、区別はついていたんだなあーと思うので、他の理由があるに違いないと思ったのですが。。
ちょっと探すと、出てきたのが、
「蝶は、はかない夢とか、霊的な存在とされ、不吉に思われた。。」
ということでしたが、、それでもないと思うのですよね。
だって、霊的存在(ご先祖様とか)のことを身近に感じながら生きていた平安時代の日本人がそれくらいの理由で、使わなかったともおもわないんですわ。
「かわひらこ」って、5文字だから、音感もいいのに。。
「かわひらこ 川であそんで うれしかな ひらひらひらと 美しきけり」
「春の日に ふわりと揺れる 影をみゆ ああかわひらこ うれしき調べ」
ちゃんちゃん。。