なんで私が日本語をおしえるようになったか?5
この題名で書き始めてから、(1,2,3,4,)長いシリーズになってしまったので、(たいしたシリーズじゃないけど。。汗)今日で最終回にしたいと思う。
2か月半の日本滞在から帰ってきて思ったことは、
「予備知識(日本語の)」がないのに、いきなり日本に行ったからといって、日本語が話せるようにはなるわけがないということだ。。
当たり前だけど。。(汗)
また、兄弟姉妹4人組なので、学校にいるときは、別行動なのだけど、家にかえってくれば、英語で話しまくりだったということ、
そして、割と英語を習っている子供が多く、学校のクラスのみんなは、親切にも、「英語」で話してくれたということも、あまり上達しなかった理由かもしれない。。
「どうやって、会話してるのー・」と聞いた時、
「みーんなやさしいよ。英語で話してくれるよ。」
というので、
「だめじゃん。日本語で話す努力しないとー」
といったが、
「みんな英語話したいんだって!!うふふ」
といわれてしまった。
学校の先生にも、「みんな英語の勉強ができて、うれしいみたいです」と言われて、ぎょぎょぎょっとなったが、「日本語わかりますか?・」と心配そうな校長先生や、担任の先生に「少しは日本語わかりますから、大丈夫ですー」といって、無理やり学校にいれてもらった経過があるため、「日本語でおねがいします!!」とは強く言えなかった弱気の母であった。
まあ、なんていったって、子供たちが日本語話せなくなってしまったのは、私の責任なので、学校や人様を当てにしたのはまちがいだったのだろうな。
ということで、
「これは私の責任だ。私が本格的に教えないとだめだわこりゃ。もう、彼らは外国人。。日本人でもあるけど、頭の中はすっかりイギリス人。こうなったら、日本人の私の子供として、日本語を教えるのではなく、外国人として教えよう」
と、自分の非を認めることから始まり、(苦笑)
日本語教師の資格を取って、実の子供に教えることになったわけでありました。。。
↑2015年
原宿にて。。