私が何で日本語をおしえるようになったか?4
最初に「私がなんで日本語をおしえるようになったか?」を書きだしたときから、ずいぶんと題名からずれた話になってしまったので、題名を「長男の一人日本留学」とでも代えようかな?・と思ったのだけど、このまま続けることにします。。。(爆)
そういうことで、(1、2,3を読んでください)長男の日本留学は、「カルチャー経験+人生経験」にはなったが、日本語は、毎年毎年頑張って日本に行かせないとものにならないことが分かった。まあ、私がヤフー相談室か何かで読んだ、最初に参考にした人の子供の場合は、一人っ子だったようで、毎年日本にいかせて日本語をものにしたと書いてあったし、そういうものだろう。
でも、、うちの場合は、4人も子供がいるし、両親も全員は面倒見れないし、2人ずつ送ると子供同士で英語を話してしまうので日本に行く意味がないし、オリンピックのように4年に一度送るしかないのか。。と考えて、次は次男の順番だな。。と思っていた。
ところが、、その次の年、そろそろチケットを買わないと、、と思っていた矢先に、東日本大震災が起こったのであった。
そのために次男の日本行を延期をしたのだが、その年に父が入院、母は介護施設へ、、といろいろあり、次男の一人旅の代わりに、私が子供全員を連れての6年ぶりの日本里帰りをし、当時3歳だった次女以外全員を、地元の小学校に2か月弱通わせることができたのであった。
最初に行った長男も日本の学校に行ったときは、びっくりしていたが、次男長女も、長男から聞いてはいたものの、実際に体験するのとは大違いだったようで、とてもエキサイトしていた。
まず、、当時7歳だった長女は「通学班」で、「子供たちだけ」で学校に行って帰ってくることが、とてもうれしかったようで、初めて学校に行く日の朝は
「ねえ、、本当に、、本当に、、本当に、、一人で学校にいっていいの??・・」
と、興奮しまくりで、
「一人じゃないよ。。通学班でいくんだよ」
といっったのだけど、
「でも、こどもたちだけで、、がっこうにいっていいんでしょ?うう、うれしいいいい
ばあーーーーーい!!」
と、一人で学校に行くのが待ちきれず、家をでていった。
わたしとしては、学校にいくときは、通学班で行くけど、帰ってくるときは通学班とはいえども、徐々に学校に近い子から徐々に子供ががすくなくなっていくので、
「ちゃんとかえってこれるのかなー」 とおもっていたら、
なんと、
「校長先生」が、家の近くまで、通学班といっしょにきてくれたという。
「という」というのは、
「だいじょうぶかなー?」と思いながら、近所のお友達の家の前で話しをしていて、私が、長女が帰ってくるのにきがつかなかったからである。。(汗)
そのほかのびっくりは、「上履き」を毎週持って帰ってきて、100円ショップのたわしで洗うこと。(私が洗わせた)100円ショップの靴洗いたわしはとても便利だともう。2本も買って帰ってきてしまった。。
小学校に屋外プールがあること。
一人で、自転車を乗り回して、ともだちと遊びに行けること。(長女当時7歳でイギリスでは一人で自転車に乗って友達の家になぞ、行かせられなかった)
自動販売機(いろいろな種類のジュースが飲める)
その他、掃除当番や、給食当番というのも、びっくりだったと思うが、それについてはあまり何も言っていなかった。(先発組(前の年に一人で日本に行った)の長男がたんまりと、弟妹たちにそういう話はしていたから)、ただ、親の私の方が、子供たちが、給食係の白衣を持って帰ってきて、
「これなんだかわからないけど、わたされたから。。」といったときには、
「大丈夫よーーーマミーしってるわーーー」といってひったくり、
「あああーーそうだ。。これを洗うのよねーー」と懐かしくなり、一人で感激してしまった。
なんだか、わたしとしては、初めて母親になった気持ちだった。
さて、、、、題名とは関係ない話になるが、
「日本に住んでいる、外国人妻は本当に大変」だと思う。。
私は、イギリスにに来て、特に子供たちが学校にいくようになったら、こちらの人が普通に知っていることや、当たり前のことを知らなくて、いろいろと苦労??というか、失敗ばかりして子供たちを恥ずかしい目に合わせてしまったりしてきた。
たとえば、クリスマス会で着る、羊飼いの服をどうやって作るかとか、ローストデイナ~の作り方とか、イースターボンネットといってイースターの時に子供たちがかぶる帽子とか、ここ、ウェールズでいったら、セントデービットデイとか言ってウェールズの衣装を着てダフデルという黄色い花をつけるとか、現地人が当たり前に小さいころからの習慣でしていることをしらないので、(いまでは、PCでなんでも調べることができるが)、慣れるまでは本当に大変だった。
だけど、、日本に暮らしていると、そういったことばかりなので、外国人の奥様達は、私がイギリスで暮らしているよりも、もっともっと大変なんだろうなああーーーと思ってきた。
まず、、給食の白衣なんて持って帰ってこられても、、「これなに??」
上履き持って帰ってこられたら、、「それで、、、どうすればいいの?洗濯機であらおうか?・」
雑巾は2枚ぬってもたせなきゃいけないし、体育着用の袋、手提げ袋も用意しなきゃいけない。(今は100円ショップでいいかもしれないが)
給食の時の、「マイお箸」と、ランチョンマットの用意。
各教科ごとに用意するノート、
漢字の書き順なんて、おしえられないだろうし。。。
さらに、運動会や遠足のお弁当なんて、たぶん、イギリスやアメリカならば、サンドイッチとジュース、バナナ、ヨーグルト、スナックでいいが、日本の場合、そういうわけにはいかないだろう。。キャラ弁なんてあるくらいだから。。手抜きしているという人でさえ、お握りに、ウィンナー、卵焼き、から揚げ、果物は作って持たせているのではないだろうか。。
そして、、日本の行事の多さ!!
1月はお年玉、書初め、(書初めなんて子供が持って帰ってきても、???だろう。。教えられないだろうし。。。)マラソン大会、
2月、節分、(豆を家の中に投げるなんて、汚れるから嫌だろうし。。笑)
3月お雛様。。仮に義理の両親からお雛様を孫のために送られてきたとしても、、どうやって飾るかかんがえちゃうだろうな。。)
4月、、入学式。。正装してまだ寒い体育館で入学式っていうのも、どきどきだろう。。きっとほかのお母さんだけだろうし。。
5月、、子供の日。。こいのぼりを上げて、兜を飾って、こいのぼりの歌もあるし。。。
6月。。なにもないけど場合によっては、運動会があったりする。
7月、8月夏休み。。夏祭りがあるからたのしいですね。
9月、 秋分の日、
10月、体育の日、運動会があるかも。
11月、勤労感謝の日、敬老の日、
12月クリスマス。でも、日本のクリスマスはお休みではない。
ざっと書くとこんな感じだけど、これに学校の行事(音楽会、水泳大会、ETC)をいれたら、毎月毎月何かあって、最初は?????だらけだろうな。。。と思ってしまったのである。
極めつけは、、、クリスマスのローストデイナーを作っていた時の思ったのだけど、、
外国人妻が、日本のおせち料理」をつくることにくらべたら、外国人妻の私が、たかが、
「ローストデイナー」をつくることに、文句は言えないとおもったのだ。
ローストデイナーは野菜と、ジャガイモが切れて、オーブンさえあれば、なんとかできるものだが、「おせち料理」はそうはいかない。
本当に、日本に住んでいる外国人妻には、頭が下がる思いでいっぱいだ。
あああ、また話しが、ずれてしまいました。
もうずれずれにずれてしまったので、
この「題名」の続きは、また今度にします。。